「右」は国語辞書でどう説明されてきたか(1)明治の辞書

み-ぎ(名)|右|(一)人ノ身ノ南ヘ向ヒテ西ノ方。左ノ反。ミギリ。――『言海』(1889~91) 辞書を引き比べるのに「右」がもってこいだという話は、いつごろから定着したのでしょうか。「定着」しているとまでは言えないかもしれませんが、辞書ファンの間で「有名」な話であることは確かです。 ひとつ、個性をみるのに有…